最近「オンライン面接(Web面接)ってどうすれば好印象になりますか?」という質問を本当によくもらいます。
27卒の皆さん、Web面接って正直ちょっと不安で難しいですよね。
面接ってただでさえ緊張するのに、画面越しだと相手の反応も見えにくいし、何より見せ方って難しい。
wordでカンペは使ったらいいのかとか、使ったらバレるのかなども気になりますよね。
でも、実はちょっとしたコツを押さえるだけで、グッと印象が変わるんです。
今日はそんな「画面越しで“この子、いいかも”と思わせるオンライン面接の技術」を、まるっと一緒に整理していきましょう。
27卒のオンライン面接で“映える”人が内定を取る時代に
株式会社i-plugが2024年に行った調査によると、就活生の約93%が「オンライン面接に対応してほしい」と答えています。
つまり、オンライン面接が“当たり前”な時代に私たちは就活しているんです。
しかも面接官も「この子、ちゃんと準備してきたな」って“画面越し”から判断してる。ってことは、面接対策=カメラ映え対策でもあるんです。
まず「画面に映る自分」をチェックしよう
突然ですが、今すぐ自分のPCかスマホでカメラを起動して、真顔で3秒見てみてください。
「なんか暗い…?」「背景ちょっとごちゃごちゃしてるな…」「うつむき気味かも…」って思った人、多いと思います。
大丈夫、それ普通です。
でも、これがそのまま第一印象になってしまうのがオンライン面接の怖いところ。
だから、ここから整えていきましょう。
1. 光の魔法は最強
自然光が入る日中に、窓の横に座ってください。
顔の右45度くらいから光を当てるのがベスト。
夜や曇りの日は、1,000円くらいのリングライトでOK!
「肌きれい」「明るい雰囲気」の印象が出ます。
2. カメラの位置、侮るなかれ
PCでもスマホでも、カメラの高さは「目線と水平」。
ちょっとでも下から映すと顔が大きく、疲れて見えるのでNG。
本を2~3冊積んでPCを乗せるだけで全然違います。
3. 背景は“静か”で“清潔感”
オンライン面接の背景、洗濯物やポスターが映り込んでませんか?
壁を背にして、余計な情報は映さないのが基本です。
部屋に自信がない人はZoomの背景ぼかし機能を使う方がマシです。
【重要】27卒はバーチャル背景は厳禁
ZoomやGoogle Meetって、便利なバーチャル背景機能がありますよね。
「部屋が散らかってるから隠したい…」「ちょっとおしゃれに見せたい!」という気持ち、よくわかります。
でも、結論から言うと就活のオンライン面接では基本NGです。
なぜかというと、動くたびに輪郭がチラついたり、手が背景にめり込んだりすることがあるからです。
これ、面接官からするとめちゃくちゃ気になります。あなたの発言内容よりも、画面の違和感に意識がいってしまうんです。
しかも、企業側から「この学生、なにか隠してるのかな?」と余計な印象を与えることもあります。
特に第一志望の企業や最終面接では、信頼感や誠実さが何より大切。背景で変な誤解を招くのは本当にもったいないです。
どうしても背景に自信がないときは、先ほど紹介した背景ぼかし機能を使うのがおすすめ。バーチャル背景より自然で、しかも自分の輪郭がチラチラしません。
部屋を片付けるのが一番ではありますが、難しいときは“悪目立ちしない”選択をすることが、面接では武器になりますよ。
wordであらかじめカンペを作っておこう
「オンライン面接、カンペって使ってもいいのかな…?」
そう思ったこと、ありませんか?結論から言うと、“使い方次第ではアリ”です。むしろ推奨しています。
でも、丸読みしたり、視線がカンペばかりだと逆効果。
そこでおすすめしたいのが、「Wordで作る見やすいカンペ」です。
ポイントは以下の3つ。
1. A4横1枚でまとめる
カンペは1ページに収めるのが基本です。情報を詰めすぎると探すのに時間がかかり、視線が落ちる原因に。項目ごとに色分けするとパッと見てわかりやすいですよ。
2. 想定質問ごとにキーワードだけ抜き出す
「自己PR」「志望動機」などの質問に対して、全文を書くのはNG。
キーワード(例:ゼミ・課題解決・売上20%UP)だけを並べておけば、話す内容を思い出す助けになります。
3. 画面端に置く
Wordで作ったカンペは、画面の端に小さく開く→Zoomをウィンドウモードに切り替えると両立できます。
注意点として、カンペに頼りすぎて棒読みになってしまうと逆効果。
「あくまでメモ、話すのは自分」という意識を持ってくださいね。
声とテンポで「聞きやすい人」になる
いくら見た目を整えても、声が聞き取りにくいと台無しになります。
特にオンラインでは「声=人柄」として伝わります。
一番多い失敗は、声が小さい・こもってる・早口の三重苦。
解決するにはこの3ステップ!
イヤホンマイクを使う(できればノイズキャンセリングつき)
簡潔に(1分300〜330字を目安に)話す(録音してみると実感できます)
相手の話が終わって0.5秒“間”を取る
就活アプリやスマホ録音を活用して、「自分の声」を聞いてみてください。
クセが見つかると、直すのも楽になりますよ。
トラブルは“仕込み”で差がつく
「急にWi-Fiが切れた」「途中で映像が止まった」……オンライン面接、こういうことも起きます。
でもここで焦らないために、“仕込み”が大事なんです。
面接前に「回線チェック」ツールで速度確認(目安は3Mbps以上)
Wi-Fiが途切れた際にすぐにテザリングできるようスマホを準備
もし通信トラブルが少しでも起これば、面接後に「聞き取りづらかったかもしれない箇所」をフォローするメールを送る
この対応ができるだけで、「この子、冷静で信頼できるな」と思われます。
トラブル=マイナスじゃないんです。プラスに転じるチャンスにもなりえます。
面接は“芝居”でしかない
結局、27卒にとってオンライン面接って自分をどう“映す”かの勝負なんです。
ちょっとだけ照明を意識する、ちょっとだけ背景を整える、ほんの少し話し方に間を入れる、その“ちょっとずつ”が合わさって「この子、感じいいなあ」と思わせる力になります。
結局、「いかに自分を盛るか」「よく見せるか」が重要です。
SNSと同じようなものです。
だからwordでカンペを作ったりするのも重要です。
そしてその芝居が、内定を得るために最も重要なものになるんです。
バカバカしく感じますが、芝居が上手い学生が就活を勝ち抜くのは事実です。
画面の向こうの面接官に、「この学生と一緒に働きたい」と思わせられるように、今から一緒に準備していきましょう!
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