最終更新日:2026年3月17日
この記事の調査方針
本記事は、SPI公式、SHL公式、TG-WEB公式、Google検索セントラルの公開情報をもとに作成しています。URLだけで断定できない箇所は断定せず、「何を確認すれば判定精度が上がるか」に重点を置いて整理しています。
Webテストの案内が届いたとき、多くの就活生が最初に気になるのは「これ、SPIなのか? 玉手箱なのか? TG-WEBなのか?」という点ではないでしょうか。
実際、受検URLや案内メールの文面から、ある程度テスト形式の当たりをつけることは可能です。
ただし注意したいのは、URLだけで必ず断定できるわけではないということです。
SPIにはテストセンター・WEBテスティング・インハウスCBT・ペーパーテスティングの4方式があり、SHL系も玉手箱Ⅲ・GAB・CABで実施形態が異なります。
TG-WEBもWEB方式だけでなく、テストセンター方式やAI監視型WEBテスト方式を持っています。
つまり、URL単体ではなく、案内メールやログイン後の説明画面まで見て判断する方がはるかに正確です。
そこで本記事では、URL・案内メール・ログイン画面・受検方式の4つの視点から、主要なWebテストの見分け方を2026年版として整理しました。
受検前に形式を把握して、落ち着いて準備したい方は、このページを基準点として使ってください。
結論|Webテストは「URLだけ」でなく4つの手がかりで見分ける

結論からいうと、WebテストはURLだけで見るより、4つの手がかりを組み合わせた方が圧倒的に正確です。
SPI公式も受検方式の違いを明確に分けていますし、TG-WEB公式もWEB方式・テストセンター方式・オンラインAI監視型WEBテスト方式など複数の実施方法を案内しています。
見るべき順番は、次の通りです。
受検URLのドメインや文字列
案内メールに書かれている受検方式
テストセンター予約の有無
ログイン後の説明画面や練習画面
つまり、URLで仮説を立てて、案内メールと画面表示で確定するのが基本です。
SPIのテストセンターでは予約導線があり、WEBテスティングでは開始前の操作説明や練習問題が用意されています。こうした違いは、受検方式の判定にそのまま使えます。
Webテスト判定の基本ルール
URLだけで断定しない
案内メールの記載を必ず読む
テストセンター型か自宅受検型かを確認する
ログイン後の案内画面で最終判断する
この4点だけでも、古いまとめサイトを鵜呑みにするリスクはかなり減ります。
【保存版】主要Webテストの受検URL見分け方一覧表

案内メールに記載されているURLの「アルファベット部分(ドメイン)」をチェックしてください。以下の文字列が含まれていれば、テスト形式を特定できます。
※注意(免責事項) 企業によっては独自のシステムやドメインを使用している場合や、年度によってURLが変更される可能性があります。あくまで最新の傾向に基づく「目安」としてご活用ください。
1. SPI(リクルート社)のURL見分け方
SPIは「自宅受験」か「会場受験(テストセンター)」かで対策が全く異なります。URL内の特定の文字列で確実に見極めましょう。
【自宅受検】Webテスティング
見分ける文字列:
arorua.netおよびarigato特徴: URLの中に「arigato」があれば、自宅のPCで受ける「Webテスティング」で確定です。電卓の使用が前提となり、入力式の解答が多く出題されます。
※「カメラ共有」の指示がある場合は、AI監視型SPIとなるため要注意です。
【会場受検】テストセンター
見分ける文字列:
testing.jpまたはp-recept.jp特徴: 会場予約用のURLです。外部ツールの持ち込みは一切できず、筆記用具を使わない暗算力と実力が問われます。早急な会場予約が必要です。
2. 玉手箱・GAB(日本エス・エイチ・エル社)のURL見分け方
トップ企業で頻出する形式です。URLだけでなく「案内された試験時間」からテストの種類を逆算するのがプロのテクニックです。
見分ける文字列:
shl.ne.jp特徴: このドメインが出たらSHL社製で確定です。1問の制限時間が極端に短く、「Webテスト解答集」などの効率化ツールの利用率が最も高いテストです。
【裏技】試験時間で「玉手箱」か「GAB」かを見抜く
3. TG-WEB(ヒューマネージ社)のURL見分け方
対策なしでは手も足も出ない難問が出題されるため、事前の特定が最も重要なテストです。
見分ける文字列:
c-personal.comまたはe-gitest.com最重要キーワード: URL内の
assessment特徴: この文字列を見たら、すぐにTG-WEB専用の対策に切り替えてください。以下の2つの形式が存在します。
従来型(旧型): パズルや暗号のような初見殺しの難問が出題。歴史ある大手金融・コンサルなどで頻出。
新型: スピード重視の思考力テスト。ベンチャー企業などで増加傾向。
4. eF-1G(エフワンジー)のURL見分け方
見分ける文字列:
ef-1g.com特徴: 富士フイルムや楽天などで採用実績があります。連想ゲームやひらめきを問うような、非常にユニークな問題が出題されます。
5. その他の特殊なテスト・注意すべき例外パターン
TAL(タル):
tal-saishin.jp独特な図形配置などを行う、別名「サイコパス診断」とも呼ばれる特殊な性格・適性検査です。
デザイン思考テスト:
vis-its.comアイデア創出力を測る特殊なテストで、コンサルや総合商社を中心に導入が増加しています。
【注意】独自URL・混合パターン
自社ドメイン(企業の公式サイトのURL)にシステムを埋め込んでいる場合はURL判別ができません。
その場合は「推奨ブラウザの案内」や「戻るボタンが使えるか」などの仕様から推測してください。また、性格検査と能力検査で途中でシステム(URL)が切り替わるパターンもあるため、案内文は最後まで読み込みましょう。
案内メールの文言からWebテストを見分ける方法

URLだけで判断しにくい場合は、案内メールの文言が大きなヒントになります。
特に、受検方式を示す言葉が入っているかどうかは必ず確認したいポイントです。
SPI公式はテストセンターとWEBテスティングを明確に分けて案内しており、TG-WEB公式もオンラインAI監視型WEBテスト方式と通常WEB方式を区別しています。
案内メールでまず見るべきキーワード
案内メールで注目したいのは、単なるURLではなく、受検方法を表す言葉です。
たとえば、「テストセンター予約」「自宅で受検」「監視あり」「本人確認あり」といった表現があるだけで、候補がかなり絞れます。
SPIのテストセンターでは予約と性格検査完了の流れがあり、TG-WEB eyeではAI監視や受検中行動監視が特徴として案内されています。
読者にとって重要なのは、専門用語を暗記することではありません。
どこを見れば判断材料が増えるのかを知ることです。
見るべきキーワードは主に次の6つです。
テストセンター
WEBテスティング
自宅受検
監視
本人確認
予約
これらは、受検方式の違いを示す言葉として実際に公式案内に出てくるものです。
URLよりメールの方が当たりになるケース
実際には、URLより案内メールの方が判断材料として有効なケースもあります。
特に、受検環境や監視の有無、テストセンター利用の案内が書かれている場合は、形式の手がかりとしてかなり強いです。
SPIのWEBテスティングでも、受検環境の確認や開始前説明の重要性が明示されていますし、TG-WEB eyeも「AIで公平・公正なWEBテスト」として監視の性格を前面に出しています。
つまり、URLが分かりにくいときほど、メール本文を雑に流さないことが重要です。人間はリンクだけ見て安心したがりますが、だいたいその横着が事故の原因です。
ログイン後の画面表示で最終確認する

URLや案内メールである程度の候補が見えても、最終的な確認はログイン後の画面表示で行うのが確実です。
受検前の説明画面には、そのテスト特有の案内が出ることがあるためです。SPIのWEBテスティングでは、開始前に操作説明や練習問題が提示されることが公式に案内されています。
画面表示で見るべきポイント
ログイン後は、すぐに問題を解こうとするのではなく、まず説明画面を落ち着いて確認しましょう。
ここには、受検方式や注意事項、本人確認、練習問題の有無など、形式を判断するためのヒントがまとまっています。
SPIでは進捗バーや時計、タブの切り替え方法の説明に加えて、言語・非言語の練習問題が1題ずつ提示されると公式に案内されています。
特に見るべきポイントは次の5つです。
練習画面の有無
受検上の注意
監視カメラ利用の案内
セクション数
問題種別
TG-WEB eyeではAI監視や行動監視が特徴として案内されており、テストセンター型ではそもそも予約・会場受検の流れが入ります。
こうした違いは、URLだけではなく、実際の受検前画面で確認した方が確実です。
直前ほど焦りやすいものですが、こういう場面で雑に進めると、自分で判定精度を下げます。もったいない話です。SPI公式も練習画面の確認を強く勧めています。
形式が分かったら、次は受検準備を整えよう
Webテストは、形式を把握しただけで点数が上がるわけではありません。
ただ、形式が分かるだけで、受検前の準備はかなりしやすくなります。
ここで役立つのは、答えそのものではなく、形式別の準備ポイントを一枚で確認できるチェックシートです。
そこで、主要形式ごとに「受検前に確認すべきポイント」をまとめたチェック用シートを用意しておくのは有効です。
おすすめの導線は次のようなものです。
テスト形式別の受検前チェックリスト
本番前の確認シート
形式別の準備ポイントまとめ
時間配分メモ
この方向なら、読者の不安にちゃんと応えながら、サイト全体の信頼性も崩しにくいです。Googleの people-first の考え方とも整合します。
Webテストの見分け方に関するよくある質問

URLだけで100%見分けられますか?
100%とはいえません。
SPIは4方式、TG-WEBも複数方式、SHL系も複数検査があるため、URLだけでは断定しにくいケースがあります。案内メールやログイン後画面まで確認するのが基本です。
SPIと玉手箱はどう違いますか?
SPIはテストセンター・WEBテスティングなど複数方式を持つ代表的な適性検査です。
玉手箱ⅢはSHLのWeb適性検査で、知的能力と言語・計数・英語・パーソナリティを短時間で測定する設計です。方式と設計思想が異なるので、同じ感覚で考えない方が安全です。
GABとCABの違いは何ですか?
GABは総合職寄りで、論理的思考力の測定に強い検査です。
CABはITエンジニアやデジタル人材向けで、デジタル関連技能の習得ポテンシャルを測ります。募集職種を見ると当たりをつけやすくなります。
TG-WEBはURLで見分けやすいですか?
ケース次第です。
監視案内やカメラ利用の記載があればTG-WEB eyeを疑いやすいですが、通常WEB方式や採用管理システム経由の導線では、URLだけで断定しづらいことがあります。案内メールや説明画面も必ず確認してください。
受検前に一番大事なことは何ですか?
形式を把握すること自体よりも、受検環境と注意事項の確認が重要です。
SPI公式でも、説明画面・練習画面の確認、パソコン受検への慣れ、期限に余裕を持つことが推奨されています。
まとめ|Webテストは「URLで仮説、案内で確認、画面で確定」が基本
Webテストの見分け方で大切なのは、URLだけに頼り切らないことです。
URLはたしかに有力な手がかりですが、最終的には案内メール、受検方式、ログイン後の画面表示まで確認して判断するのが基本になります。SPI、SHL系、TG-WEBの公式情報を並べて見ると、この結論はかなり一貫しています。
特に就活本番では、焦りから雑な情報を信じてしまいやすいものです。
だからこそ、まずは落ち着いて形式を把握し、そのうえで受検環境と準備を整えることが重要です。SPI公式も、本番で実力をきちんと出せるように形式に慣れておくことを勧めています。
迷ったときは、このページに戻って確認してください。
判定の流れを上から順に見ていけば、少なくとも「何を確認すればいいか分からない」という状態は避けられます。

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