「ガクチカは準備したのに、『それはなぜですか?』と聞き返されて頭が真っ白になった」「1問目は話せたのに、2問目の深掘りで詰まってしまった」――面接を受けた28卒・27卒の方から、とてもよく聞く悩みです。用意した答えを話し終えたところから本当の質問が始まるのが、今の面接です。
先に結論をいうと、深掘りに答えられないのは、話す力が足りないからではなく、深掘りの「型」を知らないまま、答えの文章だけを準備していることが原因の場合がほとんどです。深掘りの質問は、実は5つほどの型に分けられます。型ごとに「何を聞かれているのか」と「どう返すか」を知っておけば、初めての質問でも、詰まる時間はぐっと短くなります。
この記事を読むと、次のことが分かります。
- 面接官が深掘りをする理由と、答えられなかったときに実際に見られていること
- 深掘りの5つの型(なぜ・具体的に・ほかには・もしも・それで)と、型ごとの返し方
- 詰まったときにそのまま使える、場面別の言い方
- 志望動機・自己PRでよく来る深掘りと、選考の段階ごとの違い
- やってはいけない返し方と、その言い換え
- 「なぜ」を3回くり返す準備法と、ガクチカでの練習例
- オンライン面接で深掘りに備えるときの注意点
Web面接でカンペを使うかどうか、使う場合の置き方は、Web面接のカンペはバレる?使っていいかの判断と置き方・書き方でくわしくまとめています。面接中に頭が真っ白になったときの立て直し方は、面接で頭が真っ白になったら?その場で立て直す一言と挽回のコツもあわせて読んでみてください。
面接官はなぜ深掘りするのか|答えられないとどう見られる?

深掘りの質問は、あなたを困らせるためのものではありません。面接官が深掘りするのは、用意してきた答えの「その先」にある、あなたの考え方や人柄を知りたいからです。
深掘りで見られている3つのこと
面接官が深掘りで確かめているのは、主に次の3つです。
- 話が本当か:ESや最初の答えに書いたことを、実際にやったのか。具体的なことを聞かれても話が続くか
- 考えて動ける人か:なぜその行動をとったのか、ほかの方法は考えたのか。行動の裏にある判断の筋道
- 入社後にも同じことができるか:その経験から何を学び、別の場面でどう生かせるか
つまり、深掘りは「暗記した答え」ではなく「あなた自身」を確かめる時間です。用意した文章をそのまま話すほど、2問目・3問目で詰まりやすくなるのはこのためです。
答えに詰まっても、すぐに落ちるわけではない
深掘りの質問に一度詰まっただけで、不合格が決まるわけではありません。面接官も、すべての質問にすらすら答えられる学生ばかりではないことを知っています。見られているのは、詰まったあとにどう立て直すかです。
逆に評価を下げやすいのは、次のような返し方です。
- 長い沈黙が続き、何も言えなくなる
- その場で作った話や、事実と違う話をしてしまう
- 聞かれたことと関係のない、用意してきた話にすり替える
この3つを避けて、「考えています」「こういう意味でよろしいですか」と会話を続けられれば、詰まったこと自体はそれほど大きな問題にはなりません。具体的な言い方は、このあとの章で紹介します。
深掘りの5つの型と、型ごとの返し方

深掘りの質問は、言い方こそ会社や面接官によって違いますが、聞いている中身は次の5つの型にほぼ分けられます。質問を聞いた瞬間に「これはどの型か」が分かると、何を答えればよいかがはっきりします。
型1「なぜ?」|理由・動機を聞かれている
「なぜそれをやろうと思ったのですか」「なぜその方法を選んだのですか」という質問です。行動の裏にある、あなたの考え方や大切にしていることを知りたがっています。
返し方のコツ:理由を1つに絞り、「〇〇だと考えたからです」と言い切ってから、そう考えたきっかけを1つ添えます。理由を3つも4つも並べると、かえって本音が見えにくくなります。
- 例:「アルバイト先で新人がすぐ辞めてしまうのを見て、最初の1週間の教え方に原因があると考えたからです。私自身も、入ったばかりのころに聞ける人がいなくて困った経験がありました。」
型2「具体的には?」|場面・数字・行動を聞かれている
「具体的に何をしたのですか」「どのくらい変わったのですか」という質問です。話が本当にあったことか、あなた自身が何をしたのかを確かめています。
返し方のコツ:「いつ・どこで・誰と・何を・どれくらい」のうち、2つ以上を入れて話します。特に、あなた自身がとった行動を動詞で言うと、話が具体的になります。チームの成果を話すときも「私は〇〇を担当し、□□をしました」と、自分の役割を分けて伝えましょう。
- 例:「新人向けに、レジ操作の手順を1枚の紙にまとめました。最初の3日間は、私がシフトに入る日に横について、紙を見ながら一緒に操作しました。その結果、3か月以内に辞める人が、前の年の4人から1人に減りました。」
型3「ほかには?」|選択肢と比べる力を聞かれている
「ほかの方法は考えなかったのですか」「ほかにどんな選択肢がありましたか」という質問です。1つの方法に飛びつかず、比べて選べる人かを見ています。
返し方のコツ:実際に考えたほかの方法を1つ挙げ、「それを選ばなかった理由」を短く添えます。本当にほかの方法を考えていなかった場合は、無理に作らず、「当時はその方法しか思いつきませんでしたが、今ふり返ると〇〇という方法もあったと思います」と正直に答えるほうが印象はよくなります。
- 例:「店長に、研修の時間を増やしてもらう方法も考えました。ただ、人手が足りず時間を増やすのは難しかったので、今ある時間の中でできる、紙のマニュアルを選びました。」
型4「もしも〜なら?」|考え方の再現性を聞かれている
「もし同じ方法がうまくいかなかったら、どうしていましたか」「当社で同じ場面になったら、どう動きますか」という質問です。経験そのものより、その経験で身についた考え方を、別の場面でも使えるかを見ています。
返し方のコツ:その場で正解を当てようとしなくて大丈夫です。経験の中で大切にした考え方を1つ取り出し、「その考え方なら、こう動くと思います」とつなげます。経験と仮の場面を、同じ考え方で結ぶのがポイントです。
- 例:「まず、うまくいかない原因を本人に聞くと思います。アルバイトのときも、マニュアルを作る前に新人の方に困ったことを聞いたのが一番役に立ちました。原因が分かってから方法を変えます。」
型5「それで?」|学び・入社後へのつながりを聞かれている
「その経験から何を学びましたか」「それを当社でどう生かせますか」という質問です。経験を、これからの仕事につなげて考えられるかを見ています。
返し方のコツ:学びを「〇〇が大切だと学びました」のような一般的な言葉で終わらせず、「次からは□□するようにしています」と、その後の行動の変化まで話します。行動が変わったことを言えると、学びが本物だと伝わります。
- 例:「人に教えるときは、相手が何に困っているかを先に聞くことが大切だと学びました。それからは、サークルで後輩に何かを頼むときも、先に分からないところを聞くようにしています。御社の店舗運営でも、まず現場の声を聞いてから動きたいと考えています。」
深掘りで詰まったときの返し方|そのまま使える言い方

型を知っていても、緊張していると、とっさに言葉が出ないことはあります。そんなときは、無言のまま考え込むより、ひとこと言葉にして会話をつなぐほうがずっと印象がよくなります。場面ごとに、そのまま使える言い方をまとめます。
少し考える時間がほしいとき
- 「少し考えをまとめてもよろしいでしょうか。」
- 「大切なご質問なので、少しだけ考えさせてください。」
考える時間は、長くても10秒ほどを目安にしましょう。考えている間に、さきほどの5つの型のどれかを思い出すと、答えの方向が決まりやすくなります。
質問の意味がはっきりしないとき
- 「〇〇という意味のご質問でよろしいでしょうか。」
- 「アルバイトのときの話としてお答えしてもよろしいでしょうか。」
質問の意味を確かめるのは、失礼ではありません。的外れな答えを長く話すより、最初に確かめてから答えるほうが、面接官にとってもありがたいものです。
答えを知らない・経験がないとき
- 「申し訳ありません、その点は今は分かりかねます。面接のあとで調べておきます。」
- 「その経験はまだありませんが、近い経験として〇〇があります。」
知らないことを知っているふりをするのが、いちばん危険です。知らないことは知らないと伝え、そのうえで近い経験や、これから調べる姿勢を見せましょう。
話している途中で分からなくなったとき
- 「話が長くなってしまったので、結論からもう一度お伝えします。」
- 「申し訳ありません、整理してお話しします。結論は〇〇です。」
途中で言い直すのは、悪いことではありません。むしろ、まとまらないまま話し続けるより、結論に戻って言い直せる人のほうが落ち着いて見えます。
ガクチカ以外でよく来る深掘りと返し方

深掘りはガクチカだけでなく、志望動機や自己PRでもよく来ます。質問のテーマごとに、来やすい深掘りと返し方のポイントをまとめます。
志望動機の深掘り|「なぜ同業他社ではなく当社なのか」
志望動機でいちばん多い深掘りは、「同じ業界のほかの会社ではなく、なぜ当社なのですか」という質問です。業界の魅力だけを話していると、ここで答えに詰まります。
- よく来る深掘り:「ほかにどんな会社を受けていますか」「その中で当社の順位は」「当社でなければできないことは何ですか」
- 返し方のポイント:その会社にしかない事業・商品・働き方を1つ挙げ、自分の経験や大切にしていることと結びつけて話す。ほかに受けている会社は正直に答えてよく、そのうえで「軸」が同じであることを伝える
例:「人の役に立つ仕事を軸に、同じ業界の会社も受けています。その中でも御社は、店舗のスタッフが売り場づくりを任される仕組みがあり、アルバイトで現場の声から改善した経験を一番生かせると考えています。」
自己PRの深掘り|「その強みが出なかった場面は?」
自己PRでは、強みが本物かを確かめるために、あえて反対の場面を聞かれることがあります。強みを言い切るだけの準備では、ここで止まってしまいます。
- よく来る深掘り:「その強みが裏目に出たことはありますか」「周りの人からも同じように言われますか」「その強みで失敗したことは」
- 返し方のポイント:強みが行きすぎて失敗した場面を1つ用意し、そこからどう直したかまで話す。強みと弱みは表と裏の関係として話すと、自分をよく分かっている印象になる
例:「人に頼られると引き受けすぎてしまい、締め切りに間に合わなかったことがあります。それからは、引き受ける前に、今抱えている作業と期限を書き出して確かめるようにしています。」
選考の段階で、深掘りの中身は変わる
同じエピソードでも、選考の段階によって深掘りのされ方は変わります。段階ごとの傾向を知っておくと、準備の重点を決めやすくなります。
- 一次面接:若手社員や人事が担当することが多い。「具体的には?」の型で、話が本当か、分かりやすく話せるかを見られやすい
- 二次面接:現場の管理職が担当することが多い。「ほかには?」「もしも?」の型で、仕事の場面で同じように考えて動けるかを見られやすい
- 最終面接:役員などが担当する。「なぜ?」と「それで?」の型が増え、入社への気持ちや価値観、長く働く姿が描けるかを見られやすい
どの段階でも、話す中身は同じエピソードでかまいません。段階に合わせて、どの型の深掘りに厚く備えるかを変えると、準備の時間をむだにせずにすみます。最終面接の準備は、最終面接・役員面接で聞かれることにまとめています。
やってはいけない返し方と、その言い換え

深掘りで詰まったときに、ついやってしまいがちな返し方があります。どれも、その場をしのいでいるつもりでも、評価を下げやすいものです。言い換えとあわせて覚えておきましょう。
話を盛る・その場で作る
深掘りの答えに困って、実際より大きな数字を言ったり、やっていないことをやったと話したりするのは避けましょう。深掘りは2回、3回と続くことが多く、作った話はどこかで必ず食い違います。食い違いに気づかれると、それまでの話まで信用されなくなります。
- 言い換え:「正確な数字は覚えていないのですが、およそ〇割ほど減ったと記憶しています。」
用意した話にすり替える
答えにくい質問を受けたときに、聞かれていない「用意してきた話」を始めてしまうのもよくある失敗です。面接官からは、質問を聞いていない、または答えられないのをごまかしている、と見えてしまいます。
- 言い換え:「ご質問への答えになっているか分かりませんが、〇〇の点についてお話しします。」と、つながりを一言で示してから話す
否定されたときに言い返す
「それは誰でもできることでは?」「それで本当に効果があったのですか?」と、少し否定的に聞かれることもあります。ここでむきになって言い返すと、受け止める力が弱いと見られやすくなります。
- 言い換え:「おっしゃるとおり、特別なことではないと思います。そのうえで私が工夫したのは〇〇です。」と、いったん受け止めてから自分の考えを伝える
深掘りに強くなる準備法|「なぜ」を3回くり返す

深掘りへの準備でいちばん効果が高いのは、答えの文章を増やすことではなく、自分の経験を「なぜ」で掘り下げておくことです。ここでは、ひとりでもできる準備のやり方を紹介します。
ステップ1|話したいエピソードを1つ選ぶ
まずは、ガクチカや自己PRで話すエピソードを1つ選びます。ESに書いたものがあれば、それを使いましょう。面接では、ESに書いたことから深掘りされることが多いからです。
ステップ2|「なぜ」を3回くり返して書き出す
選んだエピソードの「行動」について、「なぜそうしたのか」を3回くり返して書き出します。1回目は表面の理由、2回目・3回目と進むほど、あなたが大切にしている考え方が見えてきます。
例として、「アルバイト先で新人向けのマニュアルを作った」というガクチカで考えてみます。
- なぜ1:なぜマニュアルを作ったのか → 新人がすぐ辞めてしまっていたから
- なぜ2:なぜ新人が辞めることを問題だと思ったのか → 残った人の負担が増えて、店の雰囲気が悪くなっていたから
- なぜ3:なぜ店の雰囲気を自分が変えようと思ったのか → 自分が入ったときに助けてもらった経験があり、次の人にも同じようにしたいと思ったから
3回目の答えには、「助けてもらったことを次の人に返したい」という、あなたの人柄が出ています。ここまで掘り下げておくと、「なぜ?」と何度聞かれても、話がぶれにくくなります。
ステップ3|5つの型で質問を作り、声に出して答える
次に、さきほどの5つの型(なぜ・具体的に・ほかには・もしも・それで)に当てはめて、自分のエピソードへの質問を作ります。
- なぜ:なぜマニュアルという方法を選んだのですか
- 具体的に:マニュアルには何を書いたのですか。結果はどう変わりましたか
- ほかには:マニュアル以外の方法は考えましたか
- もしも:マニュアルを読んでもらえなかったら、どうしましたか
- それで:その経験を当社でどう生かせますか
質問を作ったら、紙に答えを書くより先に、声に出して答えてみましょう。書いた答えは読み上げ口調になりやすいので、話しながら詰まったところだけをメモに残すのがおすすめです。詰まったところこそ、本番で深掘りされやすい「準備の穴」です。
ステップ4|数字と失敗を1つずつ用意する
深掘りで特に詰まりやすいのが、「どのくらい」という数字と、「うまくいかなかったこと」です。エピソードごとに、次の2つを用意しておきましょう。
- 数字:人数、期間、回数、前と後の変化など。正確に覚えていない場合は「約」「およそ」を付けてよい
- 失敗・苦労:途中でうまくいかなかったこと、それにどう対応したか
失敗の話は、隠すより話せるほうが評価されます。うまくいかなかったことにどう向き合ったかに、あなたの考え方がいちばんよく表れるからです。
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オンライン面接で深掘りに備えるときの注意点

オンライン面接では、対面と比べて、深掘りへの反応がより目立ちやすくなります。画面越しだと、間や表情が伝わりにくく、沈黙が長く感じられるからです。オンラインならではの注意点を押さえておきましょう。
沈黙は対面より長く感じられる
オンラインでは、通信の遅れもあって、数秒の沈黙でも「固まったのかな」と思われることがあります。考えるときは、「少し考えさせてください」と声に出してから考えるようにしましょう。うなずきなど、聞いていることが伝わる動きも、対面より少し大きめを意識すると安心です。
メモを見るなら、ルールを確かめてから
Web面接では、手元にメモを置ける場合もあります。ただし、メモの使用を控えるよう案内している会社もあるため、使う前に案内メールや注意事項を確かめましょう。使ってよい場合も、全文ではなくキーワードだけにして、メモを読み上げるのではなく、話す順番を思い出すために使うのが基本です。
深掘りはメモでは追いつけない
紙やファイルのメモは、用意した質問には役立ちますが、深掘りには弱いという欠点があります。深掘りは、あなたの答えを聞いてから面接官がその場で作る質問なので、事前に全部を書き出しておくことはできません。だからこそ、ステップ2・3で紹介した「なぜを3回」と「5つの型」で、どんな質問が来ても考え方でつなげられるようにしておくことが大切です。
その場の質問に備えるAIという選択肢
ここからは、面接カンペAI(運営:GlobeZenith)の紹介です(PR)。面接カンペAIは、オンライン面接の最中に面接官の質問を聞き取り、あなたが登録したESや自己PRをもとに、「一言・要点・回答例」をカメラの下の小窓に出すツールです。用意していなかった深掘りの質問にも、あなた自身の経験を材料にした答えの方向が出るので、頭が真っ白になったときの手がかりになります。
使うときは、次の点に気をつけてください。
- 面接中のツールやメモの使用を控えるよう案内している選考では、使わない
- 出てきた答えを読み上げるのではなく、話す方向を思い出すために使う。最後に話すのは、あなた自身の言葉
- ESに無い経験や数字は話さない。深掘りが続いたときに食い違う
PCのGoogle Chromeで使うツールで、無料で体験もできます。この記事の準備法と組み合わせて、深掘りへの備えを足したい方は試してみてください。
面接の深掘りでよくある質問
Q. 深掘りの質問は、何回くらい続きますか?
会社や面接官によって違いますが、1つのエピソードについて2〜4回ほど続くことがよくあります。最終面接に近づくほど、「なぜ」の回数が増え、考え方や価値観をより深く聞かれる傾向があります。
Q. 深掘りに答えられなかった面接は、もう落ちていますか?
一度詰まっただけで、不合格が決まるとは限りません。詰まったあとに、考える時間をもらって答えられたか、正直に伝えられたかも見られています。終わった面接をくよくよ考えるより、詰まった質問を書き出し、次の面接に向けて「なぜを3回」で準備し直しましょう。
Q. 深掘りされるのは、答えが悪かったからですか?
そうとは限りません。むしろ、あなたの話に興味を持ったから深掘りしている場合も多くあります。深掘りされたことを悪いサインと受け取らず、「もっと聞きたいと思ってもらえた」と考えて、落ち着いて答えましょう。
Q. ガクチカが弱いと、深掘りでボロが出ますか?
深掘りで見られるのは、経験の大きさより、考え方の筋道です。小さな経験でも、「なぜそうしたのか」「何を変えたのか」を自分の言葉で話せれば、十分に評価されます。逆に、大きな経験を盛って話すほうが、深掘りで食い違いやすくなります。
Q. 圧迫面接のように否定されたら、どう答えればいいですか?
否定的な質問は、あなたが落ち着いて受け止められるかを見ていることがあります。「おっしゃるとおりです。そのうえで〜」と、いったん受け止めてから自分の考えを伝えましょう。ただし、能力と関係のない質問や、人格を否定するような発言が続く場合は、無理に合わせる必要はありません。
Q. 深掘りの練習は、ひとりでもできますか?
できます。この記事の5つの型で質問を作り、スマホで録音しながら声に出して答えてみましょう。聞き返すと、話が長いところや、言葉に詰まるところが分かります。友人や家族に、型に沿って質問してもらうのも効果的です。
まとめ|深掘りは「型」と「なぜ×3」で備える
面接の深掘りに答えられないときの考え方と、準備のやり方をふり返ります。
- 深掘りは、用意した答えの先にある、あなたの考え方や人柄を確かめるための質問
- 深掘りは「なぜ・具体的に・ほかには・もしも・それで」の5つの型にほぼ分けられる。型が分かれば、何を答えればよいかが決まる
- 詰まったら、無言で考え込まず「少し考えさせてください」と言葉にする。意味が分からなければ確かめる
- 話を盛る、用意した話にすり替える、否定に言い返す、の3つは避ける
- 準備は、答えの文章を増やすより、「なぜ」を3回くり返して自分の考え方を掘り下げておく
- 数字と失敗の話を、エピソードごとに1つずつ用意しておく
深掘りは、うまく答えられれば、ESだけでは伝わらないあなたの良さを伝えられるチャンスでもあります。型と準備法を使って、次の面接では「その先」の質問まで、自分の言葉で話せるようにしていきましょう。
次のオンライン面接に、深掘りへの備えを足したい方へ
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